ドトールコーヒー

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ツイッターのプロフィール欄に「ライター」と記入した日から、今月でちょうど1年が経過する。

4文字の追加を終えた編集画面でたったワンクリック、“更新”の文字を押す指が幾度となく震えたその日の記憶が、頭の中に独特の立体感を持ったまま残り続けている。

 

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2016年8月、炎天下の空のもと、逃げこむように入った上野駅の高架下、ドトールコーヒー。

はじめてお仕事で書いた記事は単価がたしか400円くらい。もう少しすくなかったかもしれないし、多かったかもしれない。

1,800字ほどある原稿を、3日間、合計3回の戻しをもらってなんとか完成させた。

金額なんてどうでもよかった。ただ、ライターという世界を知りたい一心だった。

 

その後は、知り合ったライターさんに紹介してもらい、キュレーションメディアに関わるようになった。

1本1,000円の契約をいただいて、涙が出るほど嬉しかった。支払われた給与明細をみたら、1本500円だった。涙が出た。

 

 

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という略歴から、1年。インタビュー、取材、大好きな文房具のこと、恋のこと、小さなコラム。いろいろ書いたな。

めまぐるしいほど環境が変わって、憧れだった方とのお仕事ができるようにもなってきた。

去年のわたしでは信じられなかったお仕事が、今はできる。名刺に書かれた「ライター」の文字が、少しは浮いて見えなくなってきたみたいだ(と、思いたい)。

 

1年で何が変わっただろう、と考えてみたけれど、残念ながらあんまり変わっていない。

考え方も好きな人もよく食べるものも、よく行くカフェも。

本当に一歩ずつだけれど、“直感には素直に”ゆっくりゆっくり進んでいるのかも、なんて思っていたり。

 

それでも、まだまだ。

まだまだたくさんの夢があるし、まだまだ実力もない。控えめに言っても、がんばりたいことだらけ。

 

 

1995年8月生まれの22歳。

若いだなんて言ってもらえるけれど、たぶんあっという間にわたしも同じセリフを言うようになってしまうはずだ。

そうなる前に、少しでも前に進んでおかないと。そんな気持ちが、いつもわたしの背中をすっと押してくれる。

 

去年のわたしと変わらず、わたしはわたしが今できる最高のことをしよう。

そう思いながら、今日もドトールコーヒーで「アイスティーのSサイズにガムシロップを4/7くらい入れたやつ」を飲んでは原稿に頭を悩ませている。

 

今日は、どんな文章を書こうかな。